令和6年度東京都現場対話型スタートアップ協働プロジェクト
対話型イベント実施レポート(交通局自動車部)
開催概要
開催日時:2024年7月23日
開催場所:東京都庁および交通局自動車営業所
参加部局:交通局自動車部
参加スタートアップ:交通局自動車部の課題を解決しうるスタートアップ5社
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部局紹介
交通局自動車部交通局自動車部計画課では、都営バスの運転計画の策定や、バス停留所施設の整備等を行っている部署であり、利用状況・運行状況・沿線の開発状況等を調査し、需要の変化に合わせてバス路線やダイヤの見直しを検討・実施している
テーマデジタル技術を活用して都営バスの乗降データを効率的に取得し、路線やダイヤの設定・見直しに活かしたい!
|詳細はこちら|対話イベント実施レポート
7月23日、東京都交通局自動車部が抱える「デジタル技術を活用して都営バスの乗降データを効率的に取得し、路線やダイヤの設定・見直しに活かしたい!」という課題を解決しうるスタートアップ5社が集まり、交通局職員と課題解決方法について議論を行う、対話イベントを開催いたしました。
約1時間の対話を通じて、データの取得目的や従来の乗降調査方法の課題を共有するとともに、参加スタートアップから、エッジAIカメラ、点群データ、スマートフォンアプリ等を活用した新たなソリューションの提案があり、効率的かつ高精度な乗降データの取得方法に向けた議論が行われました。
会議室での議論の後、ソリューションの導入先であるバス車両を視察し、カメラやセンサー等の機器を設置する場合の位置や角度などをイメージしながら、より具体的なソリューションの導入方法や乗降データの取得にあたっての懸念点について議論を実施しました。
対話イベント後には、交通局職員から「自分たちがやりたいことを実現できそうで安心した」、スタートアップから「直接聞かなければ分からない現場の課題感を把握でき、何を提案すればよいか理解が深まった」などの声がありました。
スタートアップと都政現場とのインタラクティブな議論の場である対話イベントを通じて、スタートアップは都政現場が求める乗降調査の実施に必要な要件の解像度を上げることができ、都政現場はスタートアップの力を借りた課題解決に確かな手ごたえを感じることができたことで、この後のスタートアップからのピッチの質向上および、スタートアップと都政現場間での協働機運の醸成に繋がりました。