現場対話型スタートアップ協働プロジェクト

令和6年度東京都現場対話型スタートアップ協働プロジェクト
対話型イベント実施レポート(生活文化スポーツ局 東京都計量検定所)

開催概要

開催日時:2024年7月26日
開催場所:東京都計量検定所
参加部局:生活文化スポーツ局 東京都計量検定所
参加スタートアップ:東京都計量検定所の課題を解決しうるスタートアップ3社

  • 部局紹介

    生活文化スポーツ局 東京都計量検定所

    計量制度は国民生活の安全・安心、経済活動の信頼感の確保にかかわる重要な役割を有し、社会の根幹にかかわる基盤的制度。東京都計量検定所は、都民一人一人が日常生活で正しい知識を活用し身を守ること、計量と社会生活とのつながりを意識した行動を促すため、都民に対する普及啓発の取組を展開

    テーマ

    Web上で計量展示室の珍しい計量器を見て・体験できるコンテンツを活用、計量の面白さを感じ関心を高めてもらいたい!
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    対話イベント実施レポート

    7月26日、東京都計量検定所が抱える「Web上で計量展示室の珍しい計量器を見て・体験できるコンテンツを活用、計量の面白さを感じ関心を高めてもらいたい!」という課題を解決しうるスタートアップ3社が集まり、計量検定所職員と課題解決方法の議論を行う、対話イベントを開催いたしました。

    課題解決方法についての議論に入るために、計量検定所職員から計量の基本的な説明と計量展示室で公開されている計量器の解説・体験会を行いました。

    計量展示室での計量器見学・体験の後、会議室に移動しVR/AR技術を用いた具体的な作成コンテンツの内容や適切なターゲット層、訴求するべき計量器の魅力などについて議論を行いました。

    議論の前に、展示室での体験を通じて計量器の魅力をスタートアップが理解できたことで、より具体的なコンテンツの想定内容や子供たちへの訴求方法についての深い議論を実施しました。

    対話イベント後には、計量検定所職員から「最新のデジタル技術を使った魅力の届け方について理解が深まった」という声や、SUから「実際に計量器に触れることで現場が届けたい魅力が理解できた」という声が上がりました。

    スタートアップと都政現場とのインタラクティブな議論の場である対話イベントを通じて、スタートアップは都政現場が望む計量体験コンテンツの作成に必要な要件の解像度を上げることができ、都政現場はスタートアップの力を借りた課題解決に確かな手ごたえを感じることができたことで、この後のスタートアップからのピッチの質向上および、スタートアップと都政現場間での協働機運の醸成に繋がりました。