現場対話型スタートアップ協働プロジェクト

イベント情報


スタートアップ × 行政 Meet UP!2025

2025年7月14日(月) | Tokyo Innovation Base


  • 東京都は、スタートアップ戦略「Global Innovation with STARTUPS」を策定し、スタートアップとの協働を10倍に拡大することを目標に掲げています。この目標達成に向け、行政とスタートアップが対話・交流を通じて官民協働の可能性を探る場として、2025年7月14日にTokyo Innovation Base(TiB)において「スタートアップ×行政Meet UP! 2025」を開催しました。
    本イベントには、スタートアップ企業や東京都職員、自治体関係者など多様な分野から約270名が参加しました。


    開催概要

    日時

    2025年 7月14日(月)14:30~16:30

    会場

    Tokyo Innovation Base(東京都千代田区丸の内3-8-3 SusHi Tech Square 1F)
    https://tib.metro.tokyo.lg.jp/


    プログラム内容





    トークセッション

    トークセッションでは、官民協働に取り組んできた行政職員やスタートアップ企業が登壇し、成功要因や課題克服の事例、官民協働のメリットおよび具体的な成果について発信しました。


    副知事挨拶

    冒頭、宮坂副知事より、東京都のスタートアップ支援施策や官民協働の目的と取り組み概要、さらに「Global Innovation with STARTUPS」に基づく目標と、それがスタートアップの海外進出や事業拡大につながった事例について説明がありました。

    都知事挨拶

    当日のトークセッション動画


    キーノートスピーチ

    続いて、株式会社RevCommからは、東京都との協働を通じて事業を海外展開した実績や公共調達がもたらす影響、国内外での横展開について具体的な事例が共有されました。

    キーノートピッチ

    当日のトークセッション動画


    パネルディスカッション

    「官民協働のスタートアップにとってのメリット・効果」をテーマとしたパネルディスカッションでは、現場対話型スタートアップ協働プロジェクトに採択された株式会社VLEAPと株式会社FISTBUMPが登壇。プロジェクトへの参画経緯や特徴、さらに協働実績を活かした今後の展望について意見を述べました。

    当日のトークセッション動画

    また、「行政課題の解決に向けた官民協働ストーリー」をテーマとしたパネルディスカッションでは、キングサーモンプロジェクトに参加した都市整備局と株式会社GATARIが登壇。協働の背景・目的・内容、官民協働のメリットと課題、そして協働の成果について具体的な事例を交えて発表しました。

    当日のトークセッション動画

    さらに、「官民協働の取り組み」をテーマとしたパネルディスカッションでは、東京消防庁、株式会社ホーン、神戸市が登壇し、これまでの官民協働の実績や成功のポイント、協働の意義・効果について紹介しました。

    当日のトークセッション動画


    リバースピッチ

    リバースピッチでは、東京都庁の10部局が、第2期現場対話型スタートアップ協働プロジェクトのテーマを紹介し、それぞれの現場課題やスタートアップとの協働による解決策の可能性について発信しました。


    ポスター展示

    ポスター展示エリアでは、東京都庁24局、11自治体の計35組織が現場課題やスタートアップとの協働を通じて取り組みたい内容をポスター形式で掲示し、参加者との交流を通じてニーズとシーズの相互理解を深め、官民協働のきっかけを獲得しました。


    スタートアッププロダクト展示

    プロダクト展示エリアでは、「ヘルスケア・長寿社会の実現」「魅力発信・プロモーション・安全教育・研修」「業務効率化・コミュニケーション活性化」「移動のサポート・効率化」の4つのテーマに沿った16社のスタートアップがプロダクトを展示。スタートアップが提供する製品やサービスを参加した行政職員が実際に体感し、具体的なソリューションを起点とした課題解決に着想を得るとともに、交流・対話を通じて官民協働のきっかけを獲得しました。


    MTG・ネットワーキングエリア

    また、MTG・ネットワーキングエリアでは、「現場対話型スタートアップ協働プロジェクト」「キングサーモンプロジェクト」「ファーストカスタマーアライアンス」「事業提案制度」「UPGRADE with TOKYO」の5つの事業に関する紹介ポスターを掲示し、各事業担当者から東京都が展開するスタートアップ支援施策や各種制度の具体的な活用方法・参画イメージを発信しました。
    参加者は、どのような支援制度を活用できるかという視点から官民協働の可能性を具体的にイメージすることができ、今後の連携検討のきっかけを得る場となりました。

    本イベントを通じて、スタートアップは官民協働という新たな事業機会獲得の可能性を見出し、行政職員はスタートアップの革新的なアイデアや技術を活用する手段を模索することができました。
    スタートアップ×行政の交流・対話が積極的に行われることを通じて、協働機運の一層の醸成や官民協働に向けた取組の加速化につながりました。

  • キーノートスピーチ
    株式会社RevComm
    TBD
    パネルディスカッション
    株式会社VLEAP
    代表取締役
    新保正悟
    株式会社FISTBUMP
    代表取締役
    河本尚彦
    都市整備局
    TBD
    株式会社GATARI
    代表取締役 CEO
    竹下 俊一
    東京消防庁
    東京消防庁
    消防学校校務課教材管理係
    山田高志
    株式会社ホーン
    代表取締役
    松本直樹
    神戸市
    企画調整局
    東京事務所 所長
    武田卓
    ヘルスケア・長寿社会の実現
    株式会社イノフィス
    腰の負担を軽減する装着型アシストスーツ「マッスルスーツ」シリーズの展示・デモ体験を予定
    株式会社FISTBUMP
    ノーコード基盤で様々な業界や業種、業務に特化したバーティカルSaaSサービス
    株式会社IGSA
    MCI/認知症を対策する、若高年齢者向け脳の健康管理・維持サービス「はなしてね」
    魅力発信・プロモーション・安全教育・研修
    株株式会社STYLY
    都市空間にデジタルコンテンツの配信ができるプラットフォーム「STYLY」を活用した街づくり・地域共創
    株式会社VLEAP
    ノメタバースWEB3Dシステムを操作する体験コンテンツ
    株式会社ホーン
    地域をミッションクリア型(クエスト)で巡る回遊促進・ファンの声の吸い上げを実現するWebサービス
    株式会社GATARI
    音声MR「Auris」で施設や空間の体験を革新し、観光や福祉など社会課題の解決に貢献
    業務効率化・コミュニケーション活性化
    株式会社ハイラブル
    Hylable Discussionは10万人の対面とWebの会話を見える化したクラウドサービス
    移動のサポート・効率化
    株日本ムーブ株式会社
    〜ばぁちゃんに空を見せる〜介護タクシーをスマホから簡単1分配車!介護専用配車アプリ「ムーブ」
    SORA Technology株式会社
    ドローン・AIを活用した、大規模イベント向け蚊・感染症対策(ユスリカ・デング熱等)